こんにちは(^^) 藤島です。
今回は歯周病と全身との関係・「骨粗しょう症」についてお話します!
歯周病とは?
歯を支える歯茎や骨などの組織に、炎症などの症状が起こる病気です。
歯周病が悪化すると、歯を支える組織が壊れ、歯を失う原因になります。
骨粗しょう症とは?
骨密度の低下によって、骨がスカスカになる病気です。
骨粗しょう症になると、容易に骨折しやすくなるため、特に高齢者の場合は、
寝たきりにつながる原因となります。
歯周病をお持ちの多くは骨粗しょう症に!
〈残っている歯の数と骨密度の関係性〉
正常な骨密度の方の90%以上⇒残っている歯の本数が20本
骨密度が低い方の70% ⇒残っている歯の本数20本未満
という研究結果があります。
また「歯周病の進行度骨粗しょう症との関係性」では、歯周病が進行している程骨粗しょう症の疑いが強いと診断される人が多いというデータもあります。
この結果から 『歯周病と骨粗しょう症の関係性はとても強かったため、歯周病を治療することが骨粗しょう症の治療にもつながる』 と考えられます。
歯周病と骨粗しょう症を予防するには?
歯周病・骨粗しょう症予防として、日頃からできる事をご紹介します(^^)
① カルシウムをしっかり摂る
カルシウムは不足しがちな栄養素なので、色々な食材から工夫して
摂るようにしましょう
カルシウムを多く含む主な食品:乳製品・小魚・大豆製品など
② イソフラボンを摂る
イソフラボンを摂ることも骨粗しょう症予防に効果的です
イソフラボンを多く含む主な食品:納豆・豆腐・豆乳・きなこなど
③ よく噛んで食べる
噛めば噛むほど唾液が分泌され、口の中の細菌を洗い流してくれるため、歯周病予防に有効です。
④ 禁煙
たばこ吸う人は歯周病になるリスクが高くなります
禁煙は歯周病予防にも、骨粗しょう症予防にも効果的です。
⑤ 歯のクリーニングを受ける
毎日の歯磨きをしていても、しっかり汚れが落ちていないこともあります。
そして、その磨き残しが歯周病につながることもありますので、歯科医院で
行っているクリーニングを定期的に受けるようおすすめします!(^^)