こんにちは! みなさーん!!お元気ですか~
クレア歯科の花壇は只今花盛り~、我が家の花壇にも大輪の薔薇が咲いてくれました。
お花はいいですね!眺めているだけで心を癒してくれますね。
今回は「高齢者の歯周病とメインテナンスについて」です。
以前にもお伝えしましたように 超高齢社会まっただ中の現在、高齢になっても出来るだけ自分の歯で、食べたい物を美味しく食べていくことを目標に日本歯科医師会では“8020運動”を推進しています。
その結果、80歳で20本以上の歯が残っている人の割合は、平成23(2011)年歯科疾患実態調査において38,3%と以前の調査よりも高い割合を示しています。
その反面、残った歯に対して歯周病が増えるという、残念な結果も出ています。
*高齢者と歯周病*
歯周病の進行には、様々な全身疾患やそれに伴う後遺症で障害をもつことや薬の服用による影響も関係しています。
加齢による
・唾液量低下
・口腔内感覚低下
・舌の運動低下による自浄作用の低下
により、歯周病の原因となるプラークの蓄積が多くなります。
また、各臓器、免疫の機能低下が生じ、生体防御力の低下も起こります。
さらに筋力の衰えや運動機能の低下等により、歯磨き自体が困難になるため、歯周病が進行しやすくなります。
*高齢者とメインテナンス*
メインテナンスは、年齢に関係なく継続することが必要です。
セルフケア(家庭でのケア)とプロフェッショナルケア(歯科医院でのケア)により口腔内環境の維持をはかっていきます。
上記にお伝えしましたように、高齢期になるとご家庭でのケアが十分に行えない環境となってきますので、健康的な口腔内維持にはプロフェッショナルケアがより重要となります。
おひとりおひとりのお口の中の状態と、全身の健康状態を診査して
メインテナンスの期間や内容をご相談させて頂きます。
来院が難しくなった場合には、往診も行っておりますので是非ご相談ください。
お待ちしております。